Keio University Global COE Program
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  市民社会におけるガバナンスの教育研究拠点  
    
   
 
研究概要
 
 大学名: 慶應義塾大学
  専攻名: 法学研究科政治学専攻・法学研究科民事法学専攻・法学研究科公法学専攻、
社会学研究科社会学専攻、政策・メディア研究科政策・メディア専攻
  学問分野: 社会科学
  拠点のプログラム名称: 市民社会におけるガバナンスの教育研究拠点
(英語名称:Designing Governance for Civil Society)
  拠点リーダー氏名: 田中俊郎
 
■プログラムの概要  
 本拠点では、民主主義的な政治制度を有しながら自分達の民主主義に対して十分に満足することができない先進国の市民社会の現状を「市民社会のガバナンス」をキー・コンセプトに実証的に分析しています。そして、どのような要因によって、そうした問題が生じるのか、あるいはどのようにしたらより良い民主主義を市民が実感することができるのかを海外の主要な教育研究拠点と連携しながら分析することで、国際的レベルで競争する若手研究者を教育・育成することを目的としています。
 特に、本拠点の基盤となるのは、21世紀COE「多文化多世代交差世界の政治社会秩序形成−多文化世界における市民意識の動態−」プログラム(21COE−CCC)で推進してきた多言語データ・アーカイヴや諸外国における市民意識調査の成果です。これらの成果に立脚しながら、分析対象を先進国(とりわけ、日本、韓国、米国)の市民社会に絞り、従来の政治学や社会学における@「市民の意識形成や変容の解明」に留まらず、国と地方レベルにおける政策エリートから市民に対して提示されるA「政策公約の内容」や市民によって選出された政策エリートによるB「国会や地方議会における議事録の収集と内容分析」を行っています。これは、市民の民意がどのような経路を経て政策として形成され、それが市民にフィードバックされてどのような意識形成に至るのかについての有機的メカニズムを明らかにする点で、個々の分析に留まっていた従来の研究とは一線を画すものとなります。