Keio University Global COE Program
 日本語  English  
 
  市民社会におけるガバナンスの教育研究拠点  
    
   
 
拠点リーダーのご挨拶

慶應義塾大学名誉教授
ジャン・モネ・チェア
田中俊郎

   
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻・同民事法学専攻・同公法学専攻および社会学研究科社会学専攻等のメンバーによって設立された市民社会ガバナンス教育研究センター(略称:CGCS)が平成20年度に「市民社会におけるガバナンスの教育研究拠点(Designing Governance for Civil Society)」としてグローバルCOEプログラムに採択されましたが、中間評価を機に平成22年度半ばから拠点リーダーに就任しております。
 本拠点は、民主主義的な政治制度を有しながら自分達の民主主義に対して十分に満足することができない先進国の現状を「市民社会におけるガバナンス」をキー・コンセプトにして実証的に分析し、どのような要因によって、そうした問題が生じるのか、あるいはどのようにしたらより良い民主主義を市民が実践することができるのかを、海外の主要な研究拠点と連携しながら分析することで、国際的なレベルで活躍することできる若手研究者を教育・育成することを目的としています。
 私自身は、EUの国際関係を専門にしておりますが、21世紀COEに「多文化多世代交差世界の政治社会秩序形成」プログラムとして採択された多文化市民意識研究センター(略称:21COE-CCC)の事業推進担当者として、また「魅力ある大学院教育」イニシアティブ、「グローバル化時代の政治学総合教育拠点形成(略称:KIPS)」の拠点リーダーとして大学院での研究・教育の充実に努めてまいりました。
 なお、本拠点では、その研究成果の国際発信として、これまでに事業推進担当者やRAにより、海外での英文刊行28本(海外で刊行された英文学術誌掲載論文13本、海外での刊行本に収録された論文15本)と国内での英文刊行36本(英文学術誌20本、刊行本収録論文20本)の計64本を英文で刊行してきました。これは、元々、他分野に比して、国際的な学術誌が少ない政治学分野としては従来にない成果と考えておりますが、さらに一層、国際発信に力を入れて参りたいと考えております。
 今後、最終成果の達成に向けて、本拠点の活動を、よりいっそう活発化し、よりいっそう国際化するために、微力ではありますが全力を尽くしたいと思っております。ご関係の皆様のご協力とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。